新築のオプション工事や、マイホームのクロス・床の貼り替えリフォーム。「思い立ったが吉日」と、すぐに計画を始めていませんか?
実は、内装工事には「費用を安くして、しかも腕の良い職人さんを確保しやすい時期」と、逆に「費用が高くなりやすく、職人さんも手薄になる時期」が明確に存在します。
今回は、25年間内装工事店で職人さんと材料の手配(番頭)をしてきた私が、カタログやリフォーム会社のホームページには絶対に載っていない「リフォーム工事の時期選びの裏話」を暴露します!
結論:リフォームの運命は「3つの時期」で決まる!
いきなり結論からお伝えします。
内装リフォームを成功させるためのスケジュールは、業界の忙しさに合わせて以下の3つに分かれます。
- 【超狙い目!】4月〜8月(春夏) ⇒ 費用・仕上がりともに最高のベストシーズン!
- 【まあまあ】9月〜10月(初秋) ⇒ 計画次第ではまだ融通が利く時期。
- 【避けるべし!】11月〜翌3月(秋冬) ⇒ 業界全体がパニックになる暗黒期。
なぜそこまで時期によって差が出るのか、内装業界の「年間スケジュール」の裏側を覗いてみましょう。
内装業界の「年間スケジュール」リアル比較表
内装業界の1年間は、驚くほど極端に波があります。番頭として現場を回してきた私の体感を表にまとめました。
| 時期 | おすすめ度 | 現場のリアルな状況 |
|---|---|---|
| 4月〜8月 | ★★★★★ (超狙い目) | 工事が一段落し、腕の良い職人のスケジュールに余裕が出る。 |
| 9月〜10月 | ★★★☆☆ (まあまあ) | 秋の気配で少し動き出すが、まだ現場の調整は効くレベル。 |
| 11月〜翌3月 | ★☆☆☆☆ (避けるべし) | 工事現場は年度末(3月)引き渡し物件で超激務期。 |
❌ 11月〜3月は絶対に避けるべき理由
11月に入ると大小さまざまな現場で「年度末引き渡し」を目指して一気に空気がピリつき始めます。そこから年末を越え、3月末までのタイトな工程の中、半年近くノンストップで業界全体が戦場と化す「超激務期」に突入します。
この時期にリフォームを依頼すると、欲しい壁紙の在庫が不足する・職人の取り合いで工賃が上がる・腕の良い職人さんを押さえられず仕上がりが悪くなるリスクが高まる等と合わせて、私たち番頭もパニック状態になるため現場管理がどうしてもおろそかになりがちです。
💡 超狙い目「4月〜8月」に依頼する3つのメリット
新生活のバタバタが落ち着いた「4月」から、お盆前の「8月」にかけては、内装業界の波がガクッと落ち着く時期(閑散期)です。あえてこの「工事店が暇な時期」を狙うことで、施主様には計り知れないメリットがあります。
メリット①:トップクラスの「腕の良い職人」を確実に確保できる
この時期は、普段なら忙しい地域で一番上手いベテランの職人さんのスケジュールに余裕があります。番頭としても、上手い職人さんには暇な時期でも仕事を回してあげたいので、「この現場には、一番信頼できるAさんを入れよう」と優先的に手配できます。リフォームの仕上がりは職人の腕で100%決まるため、これだけでもこの時期にやる価値があります。
メリット②:価格の交渉がしやすい(見積もりが安くなる)
工事店としては、「暇な時期に遊ばせるくらいなら、利益を少し削ってでも仕事を受注したい」という心理が働きます。そのため、予算の相談や値引き交渉、材料のグレードアップの相談に乗ってもらいやすくなります。
メリット③:丁寧で確実な施工・管理が受けられる
工事店も番頭もスケジュールに余裕があるため、打ち合わせにじっくり時間をかけることができます。現場の確認や職人さんとの細かな調整も丁寧に行えるため、トラブルが起きる確率が激減します。
※なお、「9月〜10月」も徐々に忙しくはなりますが、11月からの地獄に比べればまだ職人さんの手配や予算の相談が通る「まあまあ」な時期なので、春夏を逃した方はここがラストチャンスです。
現場の番頭からメッセージ:春夏に向けて早めに動くべし
「じゃあ、5月か6月頃に工事をしよう!」と思ったら、その時期になってから動き出すのではなく、まだ業界が激務な2月〜3月頃からじっくり相見積もりを取り、プランを練っておくのがベストです。
工事店側に「4月以降の落ち着いた時期でいいので、その代わり腕の良い職人さんを指定させてください」「その分、予算を少しお勉強できませんか?」と持ちかけるのが、業界の裏側を知り尽くした賢いリフォームの裏技です。
💡 気になることがあれば、お気軽に相談してください!
「うちのリフォーム、いつ頃動くのが一番得?」「今の時期の職人さんの空き状況ってどうなの?」など、現場のリアルな空気感が知りたい方は、いつでもお気軽にコメント欄から質問してくださいね!


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