「気がついたらビニール壁紙(クロス)が黒ずんでいる…」
「キッチンのクッションフロア(塩ビ床材)の油汚れが洗剤で落ちない!」
大切な住まいの汚れ、なんとかきれいにしたいですよね。ネットで調べると重曹やセスキ炭酸ソーダが紹介されていますが、正直、頑固な汚れには力不足なことも多いです。
そこで今回は、25年間内装の現場で材料や職人さんの手配をしてきた「番頭」の私が、プロの職人が現場で使うKLASS(旧極東産機)のガチのクリーナーと、一般の方でもホームセンターやネットで手軽に買える超優秀な代用品を徹底比較してご紹介します!
これを読めば、頑固な汚れ落としの正解が分かりますよ。
1. 職人が現場の仕上げで使う「KLASS(旧極東産機)」のプロ用クリーナー
内装業界の自動壁紙糊付機や付随した様々な道具や副資材でトップメーカーといえば「KLASS(旧極東産機)」です。改名前の極東産機または極東の名前の方が有名かもしれません。自動壁紙糊付機の国内シェアナンバーワン企業だからこそ、自動壁紙糊付機に付着した糊(のり)や、それに吸着した頑固な黒ずみ汚れを落とす技術は一級品です。それらから派生してすでに部屋に施工済みの壁紙に付着した糊や汚れを落とすことができる強力な洗剤も発売されています。
現場の職人さんは、主に以下の2つのプロ用クリーナーを使い分けています。
◆ クロスの糊落としならこれ:「ノースクリーンマーヤー」
壁紙を貼ったあとに残った不要な糊をきれいに除去するための、現場に欠かせないクリーナーです。乾いてカピカピになった糊でも、壁紙を傷めずに浮かせて落とすことができます。施工としては良くないことですが、たまにカピカピに乾いたクロス糊が天井や壁に残っている場合があります。水拭きではクロス糊が水分を吸って接着力を取り戻してしまい、うまく拭き取れません。そういう場合に使用してみて下さい。
◆ あらゆる汚れに対応する万能選手:「レインボークリーン」
内装施工時の汚れ落としだけでなく、引き渡し前のハウスクリーニングなどでも大活躍する万能洗浄剤です。ビニール壁紙や床材のしつこい手あか、タバコのヤニ、油汚れなどを強力に分解してくれます。
【プロ用の注意点】一般の方には少しハードルが高い?
これらはプロ用だけあって効果は抜群ですが、基本的には原液を何倍にも希釈して使う製品が多く、一般の方が普段のお掃除でパッと扱うには少しハードルが高いのが現状です。
2. ホームセンターや楽天で買える!エンドユーザーにおすすめの優秀クリーナー2選
「プロ用が凄そうなのは分かったけど、もっと手軽に手に入れたい!」という方のために、ホームセンターや楽天市場で今すぐ買える、プロ用顔負けの優秀な商品を2つ厳選しました。
一般の方でも扱いやすく、かつ洗浄力も番頭お墨付きのアイテムです!
① 塩ビ床や頑固な油汚れにはこれ!「リンレイ ウルトラオレンジクリーナー」
まず最初におすすめしたいのが、リンレイの「ウルトラオレンジクリーナー」です。
- 特徴: 天然オレンジオイルを配合した超強力な多用途クリーナー。ビニール壁紙はもちろん、クッションフロア(CF)やフロアタイルといった塩ビ床材にこびりついた、キッチンの油ハネやスリッパ裏の黒ずみ汚れを劇的に落とします。
- 番頭のアドバイス: 床の表面は凸凹(エンボス加工)していることが多く、その隙間に汚れが入り込みがちです。このスプレーを吹きかけたあと、少し置いてから使い古した歯ブラシなどで軽くこすると、驚くほど真っ白に戻りますよ!
② 壁紙(クロス)の普段のお掃除にはこれ!「激落ちくん 壁用 クロス・壁紙クリーナー」
壁紙の汚れを手軽に落としたいなら、おなじみ激落ちくんシリーズの「ウェットシート壁紙用」が最適です。
- 特徴: 超極細繊維(マイクロファイバー)配合の特殊ウェットシートが、洗剤無しで手垢、タバコのヤニ汚れなどをしっかりかき取ります。
洗剤を使用していないので、2度拭きいらずでベタつきません。
用途:耐水性のあるビニール製の壁紙
使用できない壁紙:水がしみこむ壁紙(紙・布製など)、表面がザラザラで引っかかる壁紙(砂壁調) - 番頭のアドバイス: ビニール壁紙は水気に弱いので、ゴシゴシ擦るのではなく優しく様子を見ながら拭いてみましょう。仕上げるコツです。紙・布・珪藻土等の壁紙には使えないので事前に確認してから作業を行いましょう。
3. 【プロが教える】掃除する際の絶対NGな注意点
最後に、壁紙や床を痛めないために、現場の番頭から絶対に守ってほしい注意点を1つお伝えします。
※メラミンスポンジ(固形タイプ)でゴシゴシ擦るのはNG!
同じ「激落ちくん」シリーズでも、四角いスポンジタイプのメラミンスポンジで壁紙や床を強く擦るのは絶対に避けてください。
壁紙や塩ビ床材の表面には、ツヤ消しやデザインのコーティングが施されています。メラミンスポンジは表面を「削る」ことで汚れを落とすため、強く擦るとコーティングが剥がれ、「汚れは落ちたけど、そこだけテカテカして光って見える」という修復不可能な大失敗に繋がります。
壁紙には、先ほど紹介したような「壁紙専用クリーナー」を必ず使いましょう。
まとめ:身近な優秀クリーナーで愛着のある住まいをピカピカに!
プロが使うヤヨイ化学工業のクリーナーは確かに強力ですが、現代のホームセンターやネット通販で買えるクリーナーも非常に進化しており、ご家庭のお掃除には十分すぎる実力を持っています。
大がかりなリフォームをする前に、まずは優秀なクリーナーで足元や壁を1箇所だけでも掃除してみてください。お部屋のトーンがパッと明るくなって、きっと驚くはずです!
現場の番頭からは以上です!


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