店舗、オフィス、クリニック、福祉施設、あるいは共同住宅の共有部など、内装制限によって「不燃材料」の仕様が義務付けられている建物の内装計画を進めているオーナー様や設計・施工担当者様へ。
「不燃クロス(壁紙)を選ぶと材料代が一気に跳ね上がる…」とお悩みではありませんか?
日本の住宅(一般的な戸建てやマンション専有部)では基本「準不燃」の指定が多いためあまり知られていませんが、実は主要壁紙メーカーからは、価格を大幅に抑えた「量産品(通称:AAクラス・SPクラス)の不燃クロス」がしっかりとラインナップされています。
今回は、コストを限界まで抑えつつ不燃内装制限をクリアしたい方へ向けて、ルノン・トキワ・シンコール3社のお得な量産不燃クロス情報をお届けします。
なぜ「量産品不燃クロス」がお得なのか?
通常、不燃クロスというと「1000クラス(ハイグレード品)」と呼ばれる、メーカー希望小売価格が1,090円/㎡前後のカタログから選ぶのが一般的です。
しかし、今回ご紹介する量産不燃クロスは、「準不燃の量産品(一般的な白いクロス)」とほぼ同等の低価格帯で流通しています。m数が多くなりがちな商業施設や施設ビルにおいて、この材料単価の差は、最終的な工事見積もりに数十万〜数百万円のコストダウンとして直結します。
主要3メーカーの「量産不燃クロス」特徴
選べるデザインや色(バリエーション)こそ少ないものの、ベースとして最も使いやすい「白・アイボリー系の織物調・石目調」が厳選されています。
| メーカー | 対象カタログ名(目安) | 特徴とメリット |
|---|---|---|
| ルノン (Runon) | ルノンマークII | バーシックな無地と石目中心 全5点 |
| トキワ (TOKIWA) | パインブルS | リフォームにも使えそうな厚みのあるタイプもあり 全6点 |
| シンコール (SINCOL) | SLプラス | ベーシックな無地と石目中心 全5点 |
リンク
リンク
リンク
⚠️ 採用する際の2つの注意点
- バリエーションは「白・ベージュベース」が基本
アクセントクロスになるような濃い色や、個性的な柄物はほぼありません。空間のベース(天井や広い壁面)にこの量産不燃を使い、目立つ一部の壁だけを1000クラスの不燃クロスにする「メリハリ発注」が一番賢いコストカット方法です。 - 施工会社への「型番指定」が必要
何も指定しないと、施工会社は自動的に種類が豊富な「1000クラス」の見積もりを作ってきます。必ず打ち合わせの段階で「ルノン、トキワ、シンコールのカタログにある『量産品の不燃』でベースを選びたい」と伝えてください。
まとめ:賢くコストを抑えて、安全な空間づくりを
内装制限をクリアしつつ、予算も絶対に守りたいという場面において、これら3メーカーの量産不燃クロスは最強の味方になります。
限られた予算を賢く配分するためにも、ぜひ今回の「量産品不燃クロス」を選択肢に入れて、見積もりをコントロールしてみてください!


コメント